投資は若いうちから始めたほうが良いって本当？20代から運用を始めるべき理由を徹底解説！
私は大学生のうちから運用に興味を持ち、証券会社に入社して勉強と実践を繰り返してきました。その経験から、”私は運用は若いうちから始めたほうが良いですか”という問いに対して、全力でYESと回答します。その理由について、本日は解説していきたいと思います。
複利効果が強烈に得られるから
ます第一の理由として、運用期間が長いと、運用で得られるリターンをさらに再投資で増やしていく複利効果が得やすいです。早速見ていきます。
20歳から運用開始VS40歳から運用開始
5万円を平均リターンが6%程度の外国株式に積立投資したパターンを考えます。
20歳から始める方も、40歳から始める方も、60歳までの運用を継続します。
まず、20歳から始めると、以下のような結果となります。
(引用元：楽天証券)
60歳時点では、ほぼ1億円の価値となります！！
注目していただきたいのが、画像の右下！薄い水色が投資元本、濃い青が運用収益ですが、時間を味方につけて複利運用が出来ていることから、投資金額の4倍程度の評価額を得ることが出来ています！
続いて、40歳から運用を始めたパターンはこちら
増えていることには増えておりますし、金融庁が言う”老後2,000万円"貯めておけという問題はクリアしております。ただし、やはり20歳から運用を始めたパターンと比べると、積立金額に対しての評価額は約2倍となっていることから、大きく見劣りする結果となってしまっております。
20歳の若者が使った3万円の価値は、実は31万円の価値！？
3万円を複利6%で40年間運用すると、その結果は、
3万円×(1.06)^40=316,722円
インフレや税金を考慮しないざっくりした計算ですが、10倍以上の価値にすることが出来ます！お金を使うときは、将来10倍になる資産を削って使っている感覚で良いと思います。自然と無駄遣いが減り、運用に増やしていくお金が増えるのではないでしょうか。(実際に私自身がそうです)
3万円の無駄遣いをぐっとこらえることが出来れば、資産形成のスピードは一気に高まりますね。
早くから経済について勉強ができる
少額でも変動商品に手を出すと、嫌でも経済のことが目に入るようになります。自分が必至な思いをして稼いだお金なので、減らしたくないという心理が強く働くようになります。その結果、意識せずとも経済の知識が身についていきます。
もちろんデモトレードや投資の本などで運用する前から勉強し始めることは出来るのですが、その時間自体が大幅な機会損失ですし、やりながら覚えたほうが習得度は高いです。まずは少額でも良いので、試行錯誤しながらやってみることをお勧めします。
最悪なケースは退職金をもらうまで運用に対する知識が無いことです。運用に対する知識が無く、何が正しいのかも判断できない状態で老後の大切な資金を運用することは非常に危険です。それで失敗したしまうと、取り返しがつかないことになってしまいます。
証券会社で働いていたので分かりますが、証券会社や銀行に相談にいったとしても、最適な運用アドバイスを受けられるとは限りません。その窓口の人がたまたま新人かもしれませんし、お店に売らないといけない商品があり、意向に関係なくその商品を勧められてしまうかもしれません。
そしてその結果、損失が出たとしても、当たり前ですが補填はしてくれません。あくまで投資は自己責任です。自分自身を守るために、若いうちから実践しながら、知識を身に着けていくことをお勧めします。
失敗してもやり直しがききやすい
若ければ若いほど、失敗してもやり直しが効きやすいです。まず若い人は基本的に、固定費が小さいです。年齢を重ねてくると、住宅ローンや子供の養育費なども払う必要があり、失敗は許されにくい状況になってきます。若くて固定費が小さいうちであれば、いくら失敗しても、仕事をして毎月の収入があるので、運用の失敗が人生にクリティカルな影響を及ぼすことがほとんどありません。この点からも、若いうちから運用を始めるべきだと思います。
若い人や初心者の方にお勧めの積立投資
若い人や初心者にの方に対しては、私が実践しているLINE証券での積み立てをおススメしております。
LINEの操作が出来ればだれでも出来て、操作性、見やすさも抜群です。LINEポイントを利用される方も多いと思いますが、そのポイントを投資に回すことが可能です。加えて今は積み立ての残高に応じてキャッシュバックも行われており、めちゃくちゃお得です。
私は毎月5万円積立をして、ブログで実績の推移を公開しております。
ワイの株積立もコロナ直撃もろともせず頑張ってるで pic.twitter.com/Dzq3N0XLX8
— とらきち@20代でセミリタイア (@torakichimoney) June 24, 2020
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まとめ
今回は極力若いうちから投資を始めるべき理由について解説しました。このように若いうちから始めることには大きなメリットがあります。投資は「若すぎるからできない」という性質のものではありません。むしろ、若い頃から始めたほうが有利な場合が多いのですし、勉強もできて一石二鳥です。もしまだ投資を始めていない場合は、これを機にはじめてみてはいかがでしょうか。
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