6月上場予定 フィーチャの分析
フィーチャ株式会社は、2012年に画像認識事業をスタートしました。それ以来、コンピュータビジョンと機械学習の分野での豊富な経験を活かし、低計算コストの画像認識ソフトウェアを車載カメラやドライブレコーダ向けに提供しております。
1か月半ぶりのIPOの案件であり、個人投資家のIPOへ投資する余力が残されていることから、初値が上がりやすい環境であると考えます。
フィーチャの投資判断
- 人気度・・・◎
- 成長性・・・◎
- 割安性・・・△
- 希少性・・・〇
総合評価⇒⇒⇒B
IPO価格と想定利益
想定価格・・・470円
仮条件・・・未発表
公募価格・・・未発表
筆者初値予想・・・900円~1500円
想定利益(100株あたり)・・・4.3万円~10.3万円
初値・・・〇〇円
公開までのスケジュール
公開までのスケジュールは以下の通り
IPO当選株数
公募株数・・・150,000株
売出株数・・・517,000株
合計・・・667,000株
売買単位が100株のため、当選本数は6,670本。IPOの抽選本数としてはやや少ない部類です。
引受証券会社一覧
証券会社 | 当選本数 | |
---|---|---|
主幹事 | SMBC日興 | 〇本 |
幹事 | 大和 | 〇本 |
水戸 | 〇本 | |
極東 | 〇本 | |
みずほ | 〇本 | |
エース | 〇本 | |
東洋 | 〇本 | |
SBI | 〇本 | |
楽天 | 〇本 | |
いちよし | 〇本 | |
岩井コスモ | 〇本 |
過去3年間の各種指標
2017年 | 2018年 | 2019年 | |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 84 | 210 | 282 |
経常利益(百万円) | △28 | 51 | △6 |
当期純利益(百万円) | △28 | 43 | △8 |
純資産額 (百万円) | 108 | 395 | 386 |
1株あたりの純資産額(BPS) | △25,764 | 0 | △1 |
1株あたりの純利益(EPS) | △18,021 | 8 | △2 |
想定価格(470円)に対するPER | - | - | - |
想定価格(470円)に対するPBR | - | 58.75倍 | - |
筆者コメント
フィーチャは、コンピュータビジョン・ディープラーニング・機械学習の分野に注力し、最先端の画像認識アルゴリズムを開発しています。特に自動運転が実現されるために必要な技術開発であることから、今後の人手不足の世の中においては重要な役割を担っていると考えられます。損益計算書ではまだ赤字を計上等が散見されますが、今後大きく利益を上げることも期待されます。IPOのジャンル的にもAI・情報技術といった分野は買われやすく、初値に期待できます。
フィーチャの上場に関する開示情報を知りたい方は、日本取引所グループをご参照ください
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【2020年6月IPOスケジュール】