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何故宝くじは買うのにIPO投資はやらない、、【それぞれのリターンを理系の証券マンが数字を根拠に解説】

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宝くじを買う人は絶対にIPO投資から始めるべきだと考えております。その理由を、理系でかつ元大手証券マンの筆者が数字を元に解説していきたいと思います。※分かりやすく、ざっくりした数字を元に計算してます。正確な数字ではないことにご注意ください

 

なぜ宝くじを買う前にIPO投資から始めるべきかを、期待値をもとに説明します。IPO投資は50万円ていどあればほぼすべての案件に参加することができるので、"元手の50万円がそれぞれどれだけ増やせるか”を考えていきます。

 

宝くじの場合

ご存じの方が多いと思いますが、宝くじのリターンは非常に悪いです。大体の宝くじのリターンは45%程度です。つまり、50万円を一度宝くじにフルBETすると

50万円×0.45=22.5万円

このように半減します。さらに続けて買ってしまうと、更に半減、半減と試行回数を増やせば増やすだけ損失が拡大します。

 

高額当選を含んでこの期待値なので、かなり厳しいギャンブルです。

”それでも高額当選の夢があるからいい!”といった意見もありそうですが、高額当選が現実的に期待できそうなのは宝くじを3億円分ほど買わないといけないです。(年末ジャンボの1等当選確率は0.00005%として、計算した結果)

(ガチャの確率計算機より)

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これはガチャでの確率を求めるサイトですが、宝くじでもほかの事象でも使えます。試行回数の1,000,000が”宝くじを買った枚数”になります。出現率が、今回の当たりくじが出る確率です。今回は100万枚宝くじを買ったら、その中に1枚含まれている確率は4.76%、2枚含まれている確率は0.12%ということが分かりました。宝くじ3億円分買ってもこの程度の確率です。20回に1回すら当たらない確率です。つまり、宝くじ30万円分程度で当たりくじが含まれているなんて期待は、しない方が身のためだと思います。

長くなりましたが、結論、宝くじはやればやるだけ損をし、高額当選はせめて3億円分買わないと期待できないという厳しい結果となりました。

 

IPO投資の場合

2019年にIPO投資をし続けた場合を考えます。

2019年のIPOデータは、

・上場社数:86社

・初値売りの平均リターン:167,527円

・当選確率:大体1.4%程度

このデータを元に、参加をし続けた場合の結果は・・・

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86社に参加し続けると、7割以上の確率で1回以上の当選ができる結果となっております!また、2回以上の当選もそれなりの確率であります!

この結果から、元手の50万は以下のように推移します。

・0回当選(29.75%)の場合、50万円のまま

・1回当選(36.32%)の場合、66.7万円に

・2回当選(21.92%)の場合、83.4万円に

・3回当選(8.71%)の場合、100.1万円に

・4回当選・・・・

※繰り返しますが、利益が一定とした概算です

 

概算ではありますが、現実的な数字でかなり良い結果となることが分かります。IPO投資が、外れてもお金が減ることがなく、勝率が高いことに加え、また当選確率もそれなりにあることから、このような結果となったと考えられます。コツコツ参加し続ければ、良い結果となりそうです。

 

まとめ

宝くじと比べてIPO投資はより現実的で、儲かりやすい勝負であるということがデータから伝えられたと思います。それでも宝くじで夢が買いたいという人は、とりあえずIPO投資をやってみて、儲かった範囲内で宝くじを買うのはいかがでしょうか。

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